親知らず抜歯:いよいよ手術日

歯ブラシ

16歳になる息子が親知らずを抜きました。手術までの過程はこちらで。


手術は全身麻酔で行われるため、前日は12時間前の夜9時以降は何も口にしないようにとのこと(ただし薬を飲むなどで水を飲むとかはOK)。明日へと備えます。

親知らず無痛抜歯手術開始

歯医者

当日。歯磨きだけはよくやって、朝9時にクリニックへ。

まだ事態を甘く見ている親子はケロリとしたものです。
息子は部屋の中に入っていき、私は待合室で待機。

ここからは息子談ですが、椅子に座り普通に少しおしゃべりした後麻酔医に腕に針を刺され、それからはもう記憶がないそうです。

麻酔をし、手術開始まで30分くらいでしょうか、その間他の患者さんの手術などをしていた先生が出てきて私に事情説明。40分くらいかかるだろう、との事でした。

日本のように病院内に口腔外科があるわけではなく、小さなクリニックで手術が行われるので、専門の麻酔医が来るのは月に数回で、その時に一気に手術をするようです。(病院内にも口腔外科はあるかもしれませんが、抜歯とかインプラントなどはクリニックで実施)

抜歯手術終了:即日退院

手術風景
待合室で携帯を見たり雑誌を読んで待っていると、お医者様が出てきました。
手術は無事終了。まだ目が覚めないのでもう少し待ってとの事。
その間に説明をするからと、先生のオフィスへ。

手術は何の問題もなく終了。
神経などの近くまで行く事もなかったのでそれらの心配も無用。
1000万分の1の割合で下あご半分の感覚がなくなる事があるけれども(術前に説明を受けていました)、それは麻酔がキレてみないとわからない。

そして重要なのは、歯を抜いた後の穴に、穴がなくなるまでシリンジ(注射器の針なし)で塩水を注入する事!でした。ドライソケットと言って、傷口の血が固まって治るはずなのに血の塊ができずに穴が開いたままになると大変なので、その時はまた連絡するようにとの事でした。

この時点でも母ちゃんはまだ冷静です。これがもらったシリンジ。

シリンジ

抜歯を終えた息子に対面

かれこれ数十分った頃、看護婦さんに呼ばれ、荷物を持って手術室へ(手術室と言っても普通の歯医者さんの個室という感じです)。

入り口にいたのは…
車椅子
写真はイメージです

車椅子に座り、目がうつろで口が半開きの息子でしたw

おまけに奥歯に止血用の綿が詰まっているのですが、その綿に紐が付いているので、口の両端から紐が2本垂れてよだれもダラダラ

数日は何もできないと聞いてはいたし、全身麻酔なのも知っていたけど、なんか勝手に普通に歩いて帰れるけど頭がぼーっとしてるだけだろう程度に思っていたので、別人のようになっている息子を見てちょっとショック&ちょっと笑いたい衝動に。写真撮りたかったけど流石にやめましたw

車椅子で車まで移動しましたが、車に移動するために立ち上がろうとして本人も自分のフラフラぶりに気づいた模様。支えられながらなんとか車に座り帰宅。

その頃にはなんかちょっとハイになりケラケラ笑っていました。その後の地獄など想像もせず。。。

ちなみに日本で同じ事やると3日間入院だそうですw さすが出産も日帰りや1泊のカナダです。

術後の様子・当日

痛み止め薬

昼前に帰ってきた当初はまだ痛みもなく、ケロリとしていました。出血が止まらないので綿を何度も取り替え、食べ物は熱いものはNGなので、ヨーグルトとかりんごジュースとか口にしていました。

最初は横になってテレビを見ていましたが、そのうちベッドで就寝。そんな感じで夜くらいまでは順調だったのですが。。。

夜10時頃激痛に見舞われて大変な事に!

それまでも痛みに備えて薬などは飲んでいたのですが、麻酔が完全に切れたのか、突然痛い〜死ぬ〜!と叫び出し泣き出しました。もうとっくに声変わりした低い声で『うわぁ、痛い〜、薬くれー、早くしろ〜!』と雄叫びをあげる息子にビビる家族たち。

一番強い痛み止めである処方箋を飲ませたものの、足りない〜!と勝手に1個多めに取ってしまいました。家族はまたビビりまくり、薬を隠し、次に飲む時間になってもまずは1錠だけにするようにとメモを残し、この薬を飲みすぎると肝臓がダメになって死んじゃうんだよ、と言い聞かせて眠りにつくのでした。

術後の様子・次の数日

次の朝、息子の顔はパンパンに腫れ上がりものすごい事に。もともと細長い顔なのに、すっかりアンパンマンになっていました。痛みも相変わらずとの事。でも薬の量をコントロールできる程度には回復していました。

口の中を清潔にするのが大切なのに、痛みのあまりうがいも歯磨きも注射器での塩水注入も拒否。説得しまくっていざ歯を磨こうとするも、歯が開かない!

これも前から聞いていた症状で、しばらく顎が腫れるせいで口が開かなくなるのですが、普通の歯磨きすら口に入らないくらい開かなくて大変でした三日間は本当にベッドの上で過ごしていました

術後の様子・1週間 親知らず抜歯は痩せる?

順調に痛みは引いていきましたが、顔の腫れは1週間続きました。まだ冬休み中でよかったです。ほぼ誰にも合わず、食欲もあまりなく、術後4キロ痩せました

口の開きも完璧に戻ったのは1週間後くらいでした。無理矢理父親に与えられたハンバーガーを食べたら治ったらしいw

3週間も経った頃には注射器で洗っていた穴も閉じ、普通に戻りました。

親知らず全摘出手術の感想

私自身も親知らず(すでに外に出ている健康な歯)を2本抜いた事があり、その時にも顔が腫れて大変だったりしたので多少の覚悟はあったのですが、やはり歯茎を切り開いて4本抜くというのはそれなりに大変な作業であり、体のダメージも大きい事を痛感しました。

お医者さんは最低3日間は安静といい、確かにそうなんですが、可能ならば1週間は開けておいたほうが良いと思います。

そして日本にいたら多分抜くのは水平埋伏智の歯だけだと思いますが、もしタイムマシンがあったらどうするか?と言われたらやはり大変だけど4本一気に抜いてもらうと思います。多分2回に分けたら怖くなって2回目行かなくなりそうだし、歯並びはとても大切なので早いうちの処置に越した事はないと思うのです。

でもカナダは高いから、いい歯医者さんを知ってたら自費でも日本でやってもらいたいなー。

親知らず全摘出手術のまとめ

  • カナダでは親知らずが出てくる前に4本全部抜歯をするのは普通
  • カナダの親知らず抜歯は会社の保険に入っていない場合はとても高い($3000強)
  • 全身麻酔で4本親知らずを抜歯すると完全回復まで1週間はかかる
  • 親知らずを抜くと小顔になるが、最初の1週間はお多福さんもびっくりの顔でかになる
  • 親知らずを抜くと痩せるが、すぐ元に戻る
以上、参考になれば嬉しいです♪