出費の多い観光者に朗報!バンクーバー美術館に(ほぼ)無料で入場するには?!
バンクーバーのダウンタウンを歩いた事がある方ならほぼ確実に見た事があるだろう立派な建物。こちらはバンクーバー美術館(Vancouver Art Gallery)です。
立派な建物だし、街のど真ん中、立地が良すぎるからか入場料も大人は$24と結構取られるのですが、毎週火曜日の夜、5時から9時までは、by donation、つまり任意の寄付金を払って入場する事ができます!
バンクーバー美術館で現在リアーナ御用達のデザイナー、グオ・ペイの特別展開催中
現在(2018年10月13日から2019年1月20日まで)は、リアーナが2015年のMETガラで着た注目のドレスをデザインした中国人デザイナー、グオ・ペイ(Guo Pei, 郭培)の作品が展示された特別展が開催されています。早速、火曜日の夜に見に行ってきました。ちなみに、火曜日の夜以外に美術館に行かれる方は、下のトリップアドバイザーのページからもオンラインでチケットが買えます。
Vancouver Art Gallery(バンクーバー美術館)
トリップアドバイザーの紹介ページへ
特別展の様子・見どころ
まず入ってほどない場所にあるのはリアーナが着たドレス。こんなの着て歩くなんて、有名人も大変ですねー。でも豪華でとっても素敵。2015年のガラのテーマは「China: Through the Looking Glass(鏡ごしに見た中国)」でした。リアーナが着ている写真もぜひお見せしたいのですが、ここで直接写真を掲載するわけにはいかないので、こちらのリンクをチェックしてみてください!→MET GALA 2015でグオ・ペイのドレスを着るリアーナ(写真2枚目から)
これをきっかけにどんどん有名になっていったグオ・ペイ。この特別展では、彼女の2006年から2017年までのクチュールドレスを見る事ができます。中国の伝統的な刺繍や図柄を生かしながらも西洋のファッションをうまく融合させて、とても豪華なドレスをデザインしているグオ・ペイですが、そのテイストもその年ごとに変化していて興味深かったです。
こちらはジュディー・オングのドレスよりも相当重たそうですね。腕の筋肉が鍛えられそうです。
特にこの後ろ姿!
こんな可愛らしいバレリーナのようなドレスも。
靴もおしゃれ。昔の皇帝時代の靴からインスピレーションを得たデザインのようです。
最新のクチュールは中国っぽさが最初より少しなくなっていましたが、グオ・ペイ独自の雰囲気を保っていました。ちょっとゴスが入ってる感じ?!
この展示、どれも柵などもなければ、「触らないでください」のサインもないし、刺繍とか独自のファブリックとか、思わず触らずにはいられない感じのドレスばかり。でも触っては行けないようです。各部屋で係員が目を光らせていました。この係員の方達、知識も豊富なようで、色々質問されたらちゃんと答えてました。
バンクーバー美術館、ここだけの話
このバンクーバー美術館にはカフェやお土産やさんも併設されており、そちらは入場チケットなしで楽しめるのでおすすめです。ちょっとおしゃれなお土産が見つかるかもしれないし、カフェも昼下がりにここでワインを飲みながらランチ、なんてなかなかいいですよ。さて、こちらは個人ブログだからこそ書けることですが、Vancouver Art Gallery、日本語では「美術館」と訳されていますが、特別展以外はびっくりするくらい作品が少ないので、「アートギャラリー」と訳した方が良い感じ。入場料もそれなりにしますし、興味のある特別展がある時を狙って行きましょう。日本やヨーロッパの美術館を想像して行くとびっくりしてしまうかも。英語でArt Museum(美術館)と呼ばれていないのもそんな理由かと思います。かなり小規模です。
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