まさかと思っていた四十肩に襲われた時の話

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世間では「五十肩」の方が浸透しているようですが(中国語だと五十肩、としか言わないらしいし)、私は40代でなったのであくまで四十肩と呼ばせていただきます←かすかな抵抗w

突然襲ってくる四十肩。少しでも私の体験が参考になればと思います。

四十肩のはじまり

高校生くらいの頃、父が四十肩になって「肩が上がらない」というのを聞いて、『無理してでも上にあげればいいじゃん!』なんてバカな事を言った私に天罰がくだったのは44才の時。

夏休みの里帰り中のこと。実家の洗濯機は、洗濯機と乾燥機が二段になっていて、洗濯機の上に乾燥機が重なった配置になっているのですが、毎日のお洗濯の時に、衣類を乾燥機に移動させる作業で両手を上にあげると、毎回左肩の奥深くに何か奇妙な感覚を感じていました。

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けれどもその変な、痛みの様なそうでない様な奇妙な感覚は手を高くあげる時だけ起こり、すぐに消えてしまうこともあり、なんとなーく嫌な予感はしながらも、忙しいこともあり放置したままカナダに戻りました。あの時整体とかに行ったら何かが変わったのかなぁ??

朝起きたら腕が上がらない!!

カナダに戻ってすぐは時差ボケで不規則な睡眠生活が続いていましたが、ある朝左肩がジーンとして目が覚め、なんとなく肩を上げようとすると斜め上にしか上がりません!
それ以上は痛くて仕方がない!
ここでやっと四十肩かもしれない、と思いましたが、自分が遥か昔父親に言った一言を思い出し、無理やり限界より上まで腕を上げようとしましたが、痛いだけで全然上がらない!

湿布を貼ったり、自分でマッサージをしてみたり色々しましたが、日に日に症状は酷くなり、夜は痛みで眠れず、昼間は何もしなければ痛くないのですがふとした拍子に腕をついあげてしまい電流の様な痛みが走りました。誰かとすれ違いに間違って肩が触れ合ったりしたら、もう悲鳴をあげてしまいそうでした。

肩が上がらないだけじゃなかった!

LION製薬さんのウェブサイトによると、四十肩の原因は以下の通りです。

四十肩・五十肩の発生原因は、未だはっきりと解明されていませんが、加齢に伴い肩の関節や筋肉、肩周辺組織に固くなったり縮むなどの変化が起こることで炎症や痛みを引き起こすと考えられています。
肩甲骨の辺りが硬くなるとどうなるのか?肩は上に上がらないだけでなく、横にも上がらないし、後ろにも回らなくなるのです!まあよく考えればそうなんですけれども、なってみないと意外と気づかなかったりして。

そうすると日々の暮らしで何が一番辛いかというと、洋服の着替え!しかもブラ!洋服はブラウスとか前開きのものを選んで気をつければ痛みは極力避けられますが(それでもたまに袖に腕が引っかかったりして『ギャッ』となるw)、ブラはもう後ろに手を回すという作業が全くもってできないので悲惨でした。

四十肩になった原因、私の場合

四十肩の原因はよくわかっていない様ですが、私の場合いくつか思い当たったことは、

  1. 完全なる運動不足:里帰り期間は電車やバスを乗り継いだり歩き回るのでたくさん動きはしましたが、あまり腕を動かす様な運動は普段していません。
  2. デスクワークが急増:ありがたいことに、翻訳仕事が激増し、ただでさえパソコンの前に座ることが多いのにその時間がさらに増えました。
  3. 猫背・姿勢が悪い:これは四十肩に限った事ではありませんが、私は非常に姿勢が悪く、猫背だし、肩こりや首こりが酷く、偏頭痛もしょっちゅうあります。
  4. 首長めでなで肩:これは私の全くの私見ですが、四十肩になる人ってなで肩の人が多い様な気がします。あと、私は頭がでかい割には首が長いので首がすごーく疲れる。ちょっと関係するんじゃないかと密かに思ってます。
私が炎症を起こしたのは利き手とは反対の左側。これが意外と多いそうです。やはり利き手じゃない方が動かす機会が少ない分固まってしまいやすいのでしょうか。でも鍼の先生によると、大抵の人が両肩なるそうなので、まだ片方しか四十肩になってない私は少し戦々恐々としています。

では次回は四十肩を治すために私が実行したことをお話ししようと思います。