ビクラム・ビジ(Vikram Vij)氏はジャンルを問わず、おそらくカナダでもっとも有名なシェフの1人であり、バンクーバーでいくつかのレストランを経営しています。今回はその一つに行ってきました。15年ぶりくらいです。
こちらがビジ氏。こんな自叙伝も出しちゃうくらい。インド生まれです。
Vij's系列のお店は超有名店ながら予約を取らないことでも有名なので、足が遠のいていたのですが、今日は平日ランチということで、そこまでは混んでいませんでした。
一昔前のジャパニーズレストランと同じく、インド料理のレストランもスタッフもシェフもインド人、というのがお決まりですが、ここはスタッフがカナダ人。そういうスタイルの先駆け的存在かもしれません。
内装もとってもおしゃれ。各テーブルにあるお花の飾りや、米袋でできたクッション。
お店全体の雰囲気が撮れればよかったのですが、お客様が多くて人が写ってしまうので断念。
まずはラム肉のサモサ
サモサと言えばジャガイモが定番で、私はボリュームありすぎるので普段あまり食べないのですが、このサモサの中身は肉オンリーでした!そしてこの付け合わせのサワークリームが絶品!
そしてメインはランチメニューからチキンをチョイス。
Chicken in Bengali Curry with naan and sprout salad
こちらもチキンがたっぷり入っていますが、スープの様で、ナンやライスがなくてもそのままスプーンですくって食べられちゃう感じ。サラダもスパイスが効いていますがとても美味しかったです。
ナンは個人的には普通のインド料理屋さんのフカフカのナンが好みですが、お隣のカップルはこのナンを大絶賛していたので、好みによるのでしょう。
セレブシェフによる有名レストランという事で、お値段は若干高めではありますが、それでもランチセットは$16〜と悪くありません。旅行に来ていたらオススメのインド料理レストランです。私は今度は夜に行ってみたいなぁ。ちなみにお一人様もたくさん来ていましたので、1人旅行のお一人ランチに寄るのも良いかと思いますよ。
ちなみにビジ氏、セレブシェフだけあって、テレビチャンネルのFood Networkの番組に出たり、ローカルのニュース番組に出たり色々と忙しく、本も出しているし、レストランやフードトラックも経営し、冷凍食品も販売して、とかなりのやり手なのですが、先日、あの若手イケメンで世界でも注目されているトルドー首相がインド公式訪問にこのビジ氏を連れて行ったそうです。この公式訪問でトルドー首相はかなりカナダ国内での人気を下げ、政治生命を縮めてしまったかもとも言われているのですが、インドにインド料理のシェフを連れて行ってインド人にカナダ式インド料理を振る舞うってどうなの?!とこちらも叩かれる要因となってしまった様。ビジ氏にとってはとんだとばっちりかもしれませんね。
Vij's Rangoli
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