今年の夏、バンクーバーから日本に里帰りしていた間に少しでも小銭稼ぎがしたいな、と思い、フリマアプリのラクマ とメルカリに挑戦してみました。そして成果は上々でした♪でも早々日本に帰れる訳でもないし、普段カナダで不要になったブランド品を処分するために利用する方法をまとめて見ました。
いらない物を無料で処分するのは比較的簡単
我が家にある特に私の大量のお古。カナダではいらない服は寄付する事ができるので、ファストファッションのブランドで買った服などは電話して取りに来てもらったり、寄付のポストに入れれば完了です。でも、ブランド物の服やバッグなどはどうしても寄付するには惜しいと思ってしまい、そんな不要だけれども捨てられない物がどんどん溜まっていました。ちょっとでもお金にしたいと思ったら、他に方法があります。カナダでブランド物を処分したかったら
私はそんな訳で日本でブランド物を処分しましたが、カナダ人はどうしているのでしょう?
あくまで個人的な感想ではありますが、そもそも、すごく良いブランド物を買う様な人たちは、それを売ってお金にしようとかいう発想はあまりない、恵まれた方が多いように思います。エルメスやシャネルのバッグとかだったら娘さんなどに譲って代々大切に使ったりしている方も多いですよね。
でもそうではない場合としては、一番手っ取り早いのは
あたりかと思います。
ガレージセール
自分の家、あるいは週末などに近所の人たちと協力して不用品を売るのがガレージセール。宣伝方法は地元のフリーペーパーやネット上にガレージセールのお知らせの広告を出し、人通りが多かったり車が多い道路にポスターを貼ったりして集客を試みます。実は結構ガレージセール好きの人は多く、意外と多くの人が訪れます。特に良いエリアでのガレージセールは、「お金持ちが多いだろう→掘り出し物が多いだろう」的な発想でわざわざ遠方から来るお客様も。
経験から言うと、利点としては、売りたい物はなんでも売ることができるので、家具などの大きな物もその場で売買できるのがやはり楽でした。家の前でのセールだと特に持ち運びも家の外に出すだけですし、梱包や運送がないのはかなり楽です!
マイナス面は、集客。家のロケーションが良かったりすれば別ですが、それでも雨が降ったり寒かったりすると集客が減るし、屋外ですので売る方も大変です。一応どんな物を売るかは「家具」とか「洋服」とか広告やポスターに書きますが、字数の都合上、細かい事は書けないので、実際にガレージセールに来てみて自分の想像した物がなくてがっかりする事もあるでしょう。当たり前ですが、来てくれれば必ず買ってくれるというわけではないのです。あと、10時から、と書いてあるのに誰よりも早く物が見たいのか、朝8時とかにドアをどんどん叩いて来る人がいたり、はじめから低めに値段を設定しているのに少しでも値引きをしようとして来る人と交渉をしたりといった事もあるし、売れ残りは全て家に戻さなくてはならないし、色々と面倒くさい事もありました。
Craigslist & Kijiji
CraigslistとKijijiはローカルのオンライン掲示板です。上記二つの他にもフェイスブックのマーケットプレイスとか日本人だったらJPカナダなど色々あり、オンライン上でローカルの人と売買できる掲示板です。日本のオンラインフリマとの違いは、物の引き渡しは個人でやり取りするので、基本郵送ではなく、どこかで会うか、もしくは家まで来てもらって、という形になります。引き渡しだけでなく、お金も自分たちで話し合うので現金でのやりとりとなります。
利点としては、買う前にネット上で写真などでどんな物かを見ることができるので、やり取りが始まれば大抵きちんと売れます。そのやりとりもメールがほとんどなので楽です。大抵は引き取ってくれる人が持ち運びを担当なので、家まで取りに来てくれる場合などは梱包や配達の心配もいりません。
マイナス面としては、やはりいい人ばかりではないので、家まで来られるのは安全面で不安なこと。なのでスタバとか、どこかわかりやすい場所で落ち合ってやりとりをする事もできますが、これもひと手間ではあります。まあこれは売る側だけでなく買う側もそうでしょうけどね。
eBay & アマゾンマーケットプレイス
eBayはオンラインオークションサイトです。プランなどによって手数料なども変わりますが、ある種日本のオンラインフリマに一番近い形なのかもしれません。Amazon Marketplaceは基本は新品ですが、古本なら売っているのを見ます。
利点としては、オンラインでやり取りが出来ること、決済はサイトが行ってくれるのでお互いに信頼できること。
マイナス面としては、梱包などは全て自分で行うので、その辺が上手にできれば良いのですが、意外に送料がかかって儲けるつもりが足が出る事も。サイズだったり重さだったり、ちょっとした事で追加料金がかかって郵送料がドーンと値上がりしたりします。あとは、追跡機能がある形で送れば問題ありませんが、少しでも安く送りたかったら普通郵便を利用する事もあると思うのですが、そうするとカナダは広いので郵便物がなかなか届かなかったり、最悪は紛失といったトラブルも。そうなると全額返金ですので売主の儲けはゼロどころか、送料は戻ってこないので足が出ることに。
Consignment Stores(販売委託店)
ブックオフなどのお店は、いらない物を持ち込むとその場でお金がもらえ、お店の方もその後は自由に価格を設定してお店で売る形式ですが、こちらではConsignment Storeと呼ばれる形式が主流です。これは、持ち込んだ物が売れると連絡が来るので、売れた後にに売上金がもらえるのですがそのうちの半分前後が手数料として引かれるという形です。先にお金をもらうという方法もありますが、それだと3割近くしかもらえません。
長所としては、特にブランド物の洋服やバッグはそれを目的にConsignment Storeに買いに行くお客さんがいる事、そしてディスプレイなどが上手なお店などもあり、商品が売れやすい可能性があります。おしゃれなconsignment storeは中古だとはわからない様くらい綺麗で明るくてファッショナブルなのです。
短所としては、お店としても売れなければ困るので、例えばシーズン外の物は受け取ってくれなかったり、一定期間で売れなかったら返品または寄付行きという事もあります。そして、なによりも手数料がかなり高いです。
バンクーバーでは、Turnaboutというお店が数店舗あり、比較的有名です。他にもいくつか有名どころを紹介しているサイトがあったのでここにリンクを貼っておきます。
The Best Consignment Stores in Vancouver - BCLiving
Pawn Shops(質屋)
日本同様、カナダにも質屋はあります。仕組みは同じで、物を担保にお金を借り、お金を返せばその品物を返してもらえるか、そのままお金をもらって終了かになります。私は実際に利用した事がないので、お店の紹介はできませんが、ネットで「vancouver, pawn shop」と調べれば色々出てきます。
まとめ
カナダ(アメリカでも通用すると思います)で捨てたり寄付するには惜しい様なブランド品を処分する方法はいくつかあり、どれも長所短所があります。でもこれだけ選択肢があるのはありがたいですね。
日本に帰る機会がある方は、日本でのお小遣いにもなるので、不要な物を一緒に持って帰りオンラインフリマを活用してみるのも良いかと思います。この話は次回で。
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